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  • 新人プロジェクトマネージャーの挑戦
峯田洋輔 YOSUKE MINETA
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project story

CI変更に伴う、看板の取り替え・設置は大規模でかつ難易度が高い案件が多い。その担当に抜擢されたのが、営業職を経てプロジェクトマネージャーに転身したばかりの峯田だった。

さまざまな課題がある中で、案件を無事に完了させるためにどう立ち向かっていったのか、困難な状況に身を置くことで得られたことは何だったのか。当時、プロジェクトマネージャーとしては新人だった峯田にフォーカスして見ていきたい。

YOSUKE MINETA

2011年入社・理学部卒
サービスプロモーション事業部

story 01

今回のプロジェクトは、とある金融会社のCI※刷新に伴い、新しいCIを反映した看板を制作し、もともと設置していた看板を新しい看板に取り替えるというもの。クライアントは全国各地に店舗を構えており、各店舗のエリアを管轄する複数の施工会社と協力しながら進める難易度の高い案件だった。

プロジェクトの対応期間はおよそ半年。ただし、看板の取り外し・取り付け工事はCI変更後に速やかに行う必要があり、全店舗の施工をほぼ同じタイミングで一斉に実施しなければならない。本プロジェクトにおけるプロジェクトマネージャーの役割は、クライアントと要件を詰めながら、全国一斉工事に必要な看板の準備、そして全国の施工会社と各店舗の工事内容を調整し、進捗や品質を管理すること。

GCストーリーの担当者である峯田は、この案件が自身初の大型案件のプロジェクトマネジメント業務だった。

全国270店舗の一斉看板取り替えプロジェクト

CIとはCorporate Identityの略称で、企業の理念や独自性をロゴやシンボルマークを用いて認識の統一を図るこ とを意味する。CI刷新と表現する場合は、社名や企業カラー、シンボルマークなどを変更することを指す。

CIとはCorporate Identityの略称で、企業の理念や独自性をロゴやシンボルマークを用いて認識の統一を図るこ とを意味する。CI刷新と表現する場合は、社名や企業カラー、シンボルマークなどを変更することを指す。

自らの意志でプロジェクトマネージャーに挑戦

story 02

2018年、本プロジェクトの始動が決まり、峯田は本件におけるプロジェクトマネージャーを担当させて欲しいと申し出た。

今回のプロジェクトのようなCI変更に伴う看板制作・設置は、ステークホルダーが多い点が特徴だ。施工会社や看板の制作会社といったパートナー会社のほかにも、看板が設置してある建物の管理者や同じプロジェクトをともに担当する同業他社など、さまざまなステークホルダーと認識を合わせつつ、ミッションを遂行していくスキルが求められる。

峯田は、自身の貢献範囲を広げるため、会社のためにもなんとしても早く成長したかった。難しい案件であることは分かっていたが、あえて手を挙げた。

  • 葛藤こそ成長の機会と捉える
  • 葛藤こそ成長の機会と捉える

story 03

  • クライアントからは、一部店舗の前倒し対応やパートナー会社への作業手配完了後の仕様変更、納期間近でのデザイン変更、といった厳しい要望が入ることが多く、それらも進行上の懸念材料として峯田にのしかかった。
  • 今回の峯田のように知識・経験が乏しい状況では、クライアントからの簡単ではない要望に応えるために周囲へ相談することが必要だ。一方で、相談相手の意見のまま考えずに実行し、自責の意識が薄れ、結果的に仕事で貢献できる範囲を狭めてしまった経験もあった。
  • 峯田は、「周囲の助言を大事にしつつ、その助言を何も考えずに鵜呑みして実行してはいけない」という考えのもと、自分を信じ、従来のやり方にこだわらず柔軟に実現策を考え、実行する、というプロセスを大切にした。葛藤こそ格段に成長できる機会になると信じていた。
  • そして、状況がどれほど厳しかろうと、「やると決めたら実現する方法を考え、責任を持って愚直に試行する」という姿勢を貫いた。何かを優先すれば何かが欠ける状況でも、品質と納期を両立できる方法を考え、ミスが起こる一定のリスクも考慮した上でなんとか体制を整え、プロジェクトを走らせた。
  • このようにストレッチゾーンに身を置いて働いたことで、通常よりも濃く・多く、チャレンジと成功の体験を積めた。結果的にスピーディーにスキルの習得や知識のインプットができ、自身が求めていた格段に成長する機会が得られたのだった。
  • この経験を通じて、峯田は自分の考え方や当事者意識が仕事の結果に反映されることに気付いた。弱気になったり、当事者意識を保てていなかったりするとよくトラブルが起こるのだ。逆に「顧客に貢献したい」というプラスの考え方と「絶対にやり遂げる」熱意を強く持つことで、270店舗のCI変更という大型プロジェクトを成功に導いた。

story 04

クライアントの担当者からは「峯田さんのスキルを買ったわけじゃない、人間性を買ったんだよ」との言葉をもらった。知識・経験が不足している困難な状況でも、どうにかして実現しようと考え、行動する姿勢を貫いたのが良かったと、峯田は受け取った。

「成長と貢献」という考えのもと日々動いていれば、必ず結果がついてくることを峯田はこのプロジェクトを通じて学んだ。もし同僚や後輩に結果が出ない日が続いたとしても諦めずに、結果が出るその日が来ることを信じて待つと決めた。

自分がそうであったように、貢献したいと強く望み、もがきながらも一歩を踏み出し、前に進めようとさえすれば必ず成長できる。その成長を歓迎し、応援する環境がGCストーリーにはあるからだ。

「成長と貢献」にこだわることで見えた景色

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