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  • オリンピックをつくる仕事。ステークホルダーと協力して困難を乗り越える
黒川賢一 KENICHI KUROKAWA
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project story

2021年、東京オリンピック・パラリンピックは世界的パンデミックにより1年越しに開催された。この舞台裏で、オリパラ関連の会場に大会の世界観や雰囲気を醸成する装飾物を設置する、というプロジェクトが動いていた。

このプロジェクトを動かしていた人物は、さまざまな困難にぶつかる中、その困難を乗り越えるためにどういった取り組みを行ったのか、そしてこの経験から何を得たのか。プロジェクトマネージャーを担当した黒川にフォーカスして見ていきたい。

KENICHI KUROKAWA

2013年入社・経済学部卒
サービスプロモーション事業部

東京オリンピック・パラリンピックの会場装飾

LOOK & Feelのイメージ画像です。実物とは異なります。

story 01

本プロジェクトのミッションは、東京オリンピック・パラリンピックの会場に設置する装飾物(LOOK&Feel※)の作成から設置までを期日までに完了させること。設置箇所が多く、GCストーリーを含めた複数社で設置箇所を分担し、設置を進めていった。オリンピック・パラリンピックほどの大規模な案件はGCストーリーにとっても初めてだった。

プロジェクトマネージャーの黒川は、全設置箇所のうち、約500箇所に及ぶ装飾物の制作と設置を管理する責任者の役割。クライアントや大会を運営する東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会・日本オリンピック委員会の意向をヒアリングしながら施工内容を固め、パートナーである制作会社や施工会社とともに形にしていった。

LOOK & Feelのイメージ画像です。実物とは異なります。

story 02

入社から8年目の秋。黒川がかねてから多くの案件を共にし、切磋琢磨し信頼している営業メンバーから、「東京オリンピック・パラリンピックのプロジェクトに参画して欲しい」と声がかかった。規模が大きく、関係者も多いため、案件を成功に導けるか不安もあったが、それ以上にオリンピック・パラリンピックに携われるワクワク感や自分の成長につながることの期待が勝り、挑戦を決めた。

自身初、超大規模案件のプロジェクトマネジメントに挑戦
  • 度重なる仕様変更と難しい要望にチーム力で応える
  • 度重なる仕様変更と難しい要望にチーム力で応える

story 03

  • 2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催時期が2021年に決定されるも、当初予算からの縮小や企画の方針変更が発生し、ほとんど完了していた設計からの見直しを余儀なくされた。
  • 黒川らプロジェクトチームには時間がなかった。ただでさえ関係者が多く、一つの制作物・施工に関して合意を取ることに時間と労力を要する。加えて、設置の難易度が高いケースでは、方策の検討に余分に時間を取られてしまう。
  • そこで、黒川はパートナー関係を結ぶアドバイザーや施工会社に設置の検討を協力してもらい、自身のリソースを捻出した。リソースを捻出できたおかげで、クライアントとの打ち合わせやレギュレーションの確認・関係者への周知など、案件を円滑に進めるための業務に注力できた。
  • 特に本件は装飾物の点数が多く複雑で、パートナーと細かいニュアンスまで認識を合わせる必要があった。そのため電話やメールだけではなく、直接顔を合わせてコミュニケーションを取った。コミュニケーションの取り方を工夫したことでパートナーとスムーズに連携でき、プロジェクトは軌道に乗り出した。
  • このように社外のパートナーとも協力してプロジェクトを進行できたのは、GCストーリーのほかの社員らが日々のさまざまな業務で培った関係性のおかげだ。GCストーリーでは、施工協力会社に対して「業者」という呼び方は使わず、対等に良い仕事をする仲間という敬意を込め、「パートナー」という呼び方を徹底している。理念に含まれている「取引パートナー・顧客に感謝される存在である」という姿勢で真摯にパートナーの幸せも考え協業してきたからこそ、社内の誰かがピンチのときには協力してもらえる関係が構築できていた。
  • また、プロジェクトの途中から参画してくれた1年目の新入社員の存在も大きかった。GCストーリーでは1年目から大きな案件にアサインされるのはよくあることで、チャレンジできるような仕事を担当する。本プロジェクトでも新入社員が1人参画し、現場視察やクライアントとの打ち合わせなど、常に共に行動するように心がけ、現場の温度感を一緒に体感した。実際に、お客様やパートナーのために奮闘しながら、制作物の倉庫管理に責任を持って対応してくれた。リソース面で助かるのはもちろん、仲間と一緒に頑張ることが黒川にとって励みになった。
プロジェクトの戦友としてお客様と強固な関係を結ぶ

story 04

クライアントからは「プロジェクト参加企業の中で一番スムーズに進行してもらえた」との言葉をもらい、黒川は不安もあったが、チャレンジして良かったと心の底から思えた。そして、1つの大イベントを作りあげた戦友として、クライアントと発注先という垣根を超えて互いを労いあった。延期により中断した期間も含めると約2年間のプロジェクトは、達成感も相当なものだった。

黒川はプロジェクトの経験を経て、プロジェクトマネジメントの能力が高まったことを実感した。プロジェクトマネジメント能力とは「相手の幸せを想像する力×作業しやすい状況を段取りする力」とも言い換えられる。そして、この「想像力×段取力」はプロジェクトに関する仕事だけでなくさまざまな仕事に応用できるはずと考えた。

今後は、自身が貢献できるフィールドを職種の範囲に限定せず、「想像力×段取力」のスキルを応用し、貢献の範囲をさらに広げる働き方を考えている。その一つが、施工会社向けに営業活動や採用・教育を支援するサービスで、一部は既に始動している。うまくいかないことも多いが、黒川はこれからも貢献し続けるために成長を止めない。

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