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自分の人生を変える選択。顧客もパートナーも幸せにできるセールスへ

KAORU ISHITOBI

サービスプロモーション事業部 2016年入社

「誰かのために」という純粋な気持ちを大切にして働きたい。そんな強い気持ちを持っている学生ほど、理想と現実とのバランスに悩んでいるのではないでしょうか。GCストーリーには、自分の大切にしたい軸を明確にし、強い意志を持って就活をやり切ったメンバーがいます。

2016年新卒入社で新規領域開拓、看板のプロジェクトマネジメントを経験後、再び営業として活躍する石飛薫さんにお話を伺いました。

就活が人生の転機。どう生きたいかを考え抜いた

就活ではどんな会社を見ていたんですか。

当時は「自分で決めたい」という気持ちが強くて、ベンチャーしか見てなかったです。今思うと視野が狭かったんですけど、大企業の歯車になりたくないという思いがありました。

「自分で決めたい」というのは、どういった背景からですか。

高校や大学は両親の期待に応えたいという気持ちで、望まれた通りに進学することを選択していました。お金をかけてもらっていたし、両親を安心させなきゃと思っていました。でも、そういう選択をすることでいい思いもしたけど、このままでいいんだっけと悩みもしたんです。大学で物理的に両親から離れる時間が増えて、絶対的な両親の世界から抜け出した感覚がありました。そこから就活のタイミングでは、自分で決めたいという気持ちがありました。

ここで自分を変えないといけないという意識が強かったです。このままだと自分の選択で決めないで誰かのせいにして生きてしまいそうで、ここで逃げたらおしまいだ、という謎の強い覚悟がありました。自分で決めたなら、どうなっても後悔はしないという自信だけはありました。

自分を変えるなら就活がラストチャンス、という意識を感じました。

私はどうなりたいんだろうってノートに書いてぐるぐる考えてました。根本は両親のことが大好きだと分かっていたので、本当の意味で心配はかけたくなかったんです。両親はプレッシャーをかけないように配慮してくれたのか、何も言わずにいてくれました。

大学の友達とも全く連絡を取ってなかったです。周りは大企業を受けている子が多くて、「大手に行ったほうがいいかな」と自分の選択に迷いが出ると思って断絶してました。超頑固に自分で考えて決める姿勢でした。

考えた結果、どんな会社がいいと思ったんでしょうか。

就活の軸としては、めちゃめちゃ働けそうなところ、あとは自分の想いに嘘をつかないで働けそうなところでした。仕事だからって自分に嘘をついたり、言い聞かせたりする環境ではなく、誰かのために純粋な気持ちを大事にできるところで働きたいと思いました。まぁ、最終的には直感だと思ってましたね。フィーリングとして合うかを大事にしてました。

縁と直感に導かれた、素直な気持ちで働ける会社

GCストーリーはどんなきっかけで興味を持ったんですか。

他の会社の選考会で出会った子がエージェントさんを紹介してくれて、その方から「 GCストーリーが一番合うと思う」と言われて知りました。私も大事にしていた「どう生きていきたいか」という問いかけをしてくれる方で、いいご縁だったと感じています。

GCストーリーの代表である西坂のインタビュー記事を読んで、人として興味を持ちました。西坂自身の人生について書いてあって、生きる意味などを話していました。会社としてというより、西坂の考え方に惹かれたのを覚えています。人によっては、そんなあけっぴろげに書いて大丈夫か?と思われるかもしれない文章でしたが、私は逆にそこに人間臭さを感じました。この人を信用して大丈夫だ、とぐっと心を掴まれました。

そこからGCストーリーを志望するようになった理由は何でしょうか。

説明会で話を聞いて直感で「ここしかない」という気持ちになりました。当時は、自分に合う合わない関係なく、紹介されるがままに色々な会社を見ていました。でも全然一緒に働きたいと思える人達がいなくて。みんないい人なんですけど、ぐっとこないなと就活疲れしていました。

GCストーリーは何が違ったんでしょうか。

結局どこの会社も、理想は「人のために」という気持ちがあるけど、自分たちの素直な気持ちよりもノルマや利益などのリアルな部分が優先されるという話がありました。自分はそこにぶつかった時に悩むだろうと思っていました。GCストーリーでは悩んだとしても、人のためにという気持ちを大事にしてもいいと思いながら働けそうと感じた記憶があります。

実際に入社して、ギャップはありませんでしたか。

業務も人も特にギャップはなかったです。強いて言うなら、仏みたいな人ばっかりだと思っていたことです。意外と先輩たちも泣いたりムカついたり、人間臭いし、泥臭いんだなと感じました。

仕事で何かあっても、優しく受け止めている印象が強かったんですね。泥臭さを感じて、マイナスに思ったりはしませんでしたか。

全然なくて、人間らしいなと思った感じです。陰で自分の発散のために悪口を言っているとかそういうことではなくて、みんな前に進むための感情表現をしていました。自分の中でどうしようか葛藤しているのは、私と同じ悩み方だと感じました。

利益と貢献の壁を乗り越えたきっかけ

入社してからはどんな壁にぶつかりましたか。

最初は利益と「お客様のために」とのバランスです。1年目はお客様に電話で、看板以外の新規領域で役に立てるところがないかヒアリングする仕事をしていました。分かりやすくお礼が返ってくる経験が少なくて、すぐ利益に繋がるわけでもない。今思うと、すごく難しい仕事をしていましたね。私たちが役に立てる部分を探る作業だと理解するのが難しくて、お客様やGCのためになっているのか悩んでいました。

それでも辞めずに仕事を続けた理由は何でしょうか。

「自分次第」という考え方が根底にありました。基本的には、嫌なことや悩んでいることは自分の中にすべて答えがあると思っています。見る視点をどう変えるか、どう解釈するかは自分次第。落とし込めていない自分に原因があると思っていたので、単に自分の成長不足という認識でした。辞める選択肢は全くなかったです。

今は利益と貢献のバランスをどう捉えているのでしょうか。

今は、私たちがお金を頂くことはお客様を幸せにしている対価だという認識ができています。2年目に看板のプロジェクトマネジメントを行う部署に異動しました。プロマネとして看板職人であるパートナーさんとやり取りをしているうちに、分かりやすく指示できると喜んでくれる経験があって、役に立つ感覚を得られ始めました。お客様窓口も合わせて担当するようになり、やっと価値を発揮できていると感じましたね。GCストーリーが売っているサービスはこんな価値があるんだ、お客様を幸せにするってこういうことなんだ、とストンと腹落ちした感じです。

そう考えられるようになったきっかけは何かあるのでしょうか。

ある大手のお客様が印象に残っています。自分の自信にもなったお客様です。
知識が足りず失敗したことがあって、謝罪したときに電話でもらった言葉を今でも覚えています。そこから気を引き締めねばと決意して、電話で密にコミュニケーションを取ったり、絶対ここは守るぞという意識で仕事をしていたら、信頼が積み重なってさまざまなご相談をいただけるようになりました。

営業の部署に戻った今でも、一度プロマネを経験して現場を分かっている自信があって、その経験がお客様に提供できる価値になっていると実感しています。「何かあったら石飛さんに相談しよう」という状態になってくれていると感じて、それが私の自信に繋がっています。今どんどんお客様の数が増えているので、広げていきたいです。

たどり着いた「いい仕事」で成功体験を重ねていく

営業に戻ってからも、パートナーさんとの関係強化プロジェクトに関わるなど思い入れが強い印象です。現場経験を経たことで、どんな気付きがあったのでしょうか。

お客様も好きだし、パートナーさんも好きだし、どちらも大切にしたい存在です。お客様がいないとパートナーさんに仕事が渡せないし、パートナーさんがいないとお客様の仕事を納められない。バランスが取れて初めて、いい仕事ができると思っています。

石飛さんにとって「いい仕事」の定義は何ですか。

みんなハッピーであること!お客様は価値を感じてお金を払ってくれるし、GCは利益を残せてみんなご飯が食べられるし、パートナーさんも苦しくなくお金を稼げる状態が一番ハッピーだと思っています。

回りまわって、GCの掲げている「成長と貢献」や「トライアングルハッピー」の考え方が今やっと自分の実体験と重なっています。自分のしたい仕事の仕方が、結局ここだったんだという感じです。

最後に、どんな人と一緒に働きたいか教えてください。

目の前のことを楽しめる方がいいですね。困難が来ても「今はこういうタイミングか、来たな」と軽やかに捉えられる子がいい。一緒に乗り越えていけることを信じて、目の前のことをどう楽しむかに一生懸命向き合ってほしいです。辛いこともあるけど、どう楽しむかは自分次第なので。仕事は楽しまないと!

PROFILE

石飛 薫

サービスプロモーション事業部 
2016年入社

2016年新卒入社。新規営業チームに配属後、看板のプロジェクトマネジメントを経験し、再び営業を担当。会社説明会で社長に会い、直感でこの人達と働きたい!と思い入社を決意。現在はサービスプロモーション事業部にて主にチェーン店への既存新規営業を担当。

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